HEART川柳一人一句
             平成二十九年七月

 エアバッグ会社そのもの破裂させ    正武
 優しかった日本の四季がなつかしい    彰
 傘寿でも明日の予定を立てて寝る    善弘
 つらい日もがむしゃらに生き今日があり  肇
 表現が下手で優しく見えぬ彼     と志子
 愛してる″ナ後の言葉貰い泣き    直路
 三重よりも大きな氷大海に      おさむ

 


今月のこの一句
                     平成二十九年七月

  傘寿でも明日の予定を立てて寝る   坂本善弘

 私も傘寿になったばかりだが、やはり夜都床の中で明日のスケジュールに見落としが無いか確認している。そして、出来ていない句会吟などを考えながら寝てしまう。傘寿でも明日にやることがあるということは心身ともに健康な証拠。プラス思考でボケ防止にもつながる。そんな思いが心地よく伝わってくる。